Aonosumika合同会社

「この木は使いたくない」の誤解を解く。お庭の美しさを決めるのは「樹種」ではなく「木の形」

お問い合わせはこちら

「この木は使いたくない」の誤解を解く。お庭の美しさを決めるのは「樹種」ではなく「木の形」

「この木は使いたくない」の誤解を解く。お庭の美しさを決めるのは「樹種」ではなく「木の形」

2026/07/10

 ネットやSNSでお庭の情報を調べていると、様々な樹木の名前を目にします。
その中で、「この木はもさもさしてイメージと違う」と避けてしまうことはありませんか?
また「和風っぽすぎて現代の家には合わなそう」と敬遠することもあるかもしれません。

 


例えばツバキやサザンカ、ツツジは「丸く刈り込まれていて古めかしい」と思われることがあります。

またユズリハやソヨゴといった常緑樹も、「葉が硬くて重苦しい」という印象を持たれがちです。

 


ですが、お庭の雰囲気を大きく左右するのは、実は「樹木の種類(樹種)」ではなく「木の形(樹形)」です。
樹木の種類が同じであっても、一本一本の木の形は全く違います。

そのため、大切なのは、樹種よりもその木がどう育ってどんな形をしているかなのです。

 


私たちが提案するのは「自然植栽」では、自然本来の伸びやかな「自然樹形」のものを選んでいます。

樹種ではなく木の形を見て選ぶことで、それぞれの家を引き立てる庭ができあがるのです。

そのため、イメージだけで「この木はダメ」と決めてしまうのはもったいないとお伝えしています。

そこで今回は、お庭づくりでよく誤解されがちな3つの樹木を例に挙げて、育ち方によって印象がどう違ってくるかを紹介します。

 

 

よく誤解されがちな3つの樹木と、本来の魅力

■ サルスベリ(百日紅)

 

よくあるイメージと誤解

学校の校庭や街路樹などで、毎年同じ場所を強く切り詰められている姿をよく見かけます。
ゴツゴツとした「コブ」のようになっており、「ナチュラルなお庭には合わない」と思われがちです。

 

 

本来の魅力とメリット

自然樹形の美しさ:
枝先を刈り込まずにのびのびと育てられたサルスベリは違います。
学校や公園などのイメージとは異なり、サラサラと風にそよぐ涼しげな葉を持ちます。
滑らかで美しい幹のライン(サルスベリ特有の艶やかな木肌)も魅力です。

 

 

夏の貴重な花と日当たりへの強さ:
日当たりに非常に強く、夏の時期に美しい花を咲かせてくれます。
またサルスベリは漢字で百日紅と書き、その名の通り百日にわたるほど長く花を咲かせ続けるメリットがあります。

 

 

■ ツバキ(椿)

 

よくあるイメージと誤解:

和風のお庭や公園、生垣などで、カチッと丸く刈り込まれた姿をイメージが強いです。 そのため「古めかしい」「重たい」という理由で敬遠されることがよくあります。

 

 

本来の魅力とメリット

自然樹形の軽やかさ:
自然に育ったものや透かし剪定で育てたものは、丸刈りのイメージとは全然違った姿になります。
風通しの良い軽やかな雰囲気になります。

写真左から2番目、アジサイの隣がカオリツバキ

 

日陰に強く、冬〜春のお庭を彩る常緑樹:
日陰に非常に強く、一年中美しい緑を保つ常緑樹です。
また種類が非常に多いため、お家のテイストに合わせてお好みの花の色や形を選べるのも大きな魅力です。

 

 

 

■ マツ(松)

よくあるイメージと誤解

お寺や伝統的な日本庭園で、枝を曲げて仕立てられた「仕立て松」のイメージが強く、「現代の家には似合わない」と思われがちです。

 

 

本来の魅力とメリット:

松林のような自然な美しさ:
日本庭園のイメージが強いですが、意外と雑木の庭にもよく取り入られています。

自然な形に育てられたものは、松林のように上に向かって伸びた形で、現代の家にもなじみやすいです。

 

 

日当たりへの強さと幹肌の美しさ:
日当たりに強く、冬場に他の落葉樹が葉を落としたときにも美しい緑を保ちます。
何より、年数を経るごとにウロコ状に深く刻まれる幹肌の美しさは他の木にはない魅力です。
特にアカマツ(赤松)は、夕日に照らされると幹が赤く美しく浮かび上がります。

 

 

ここで紹介した3つ以外にも、冒頭で紹介したユズリハやソヨゴなども、庭に馴染みやすい形の木が多くあります。

特に和風庭園で使われる木や、街路樹や公園で使われる木は、形を誤解されることがよくある印象です。​​​​​​

逆に、雑木の庭や自然植栽の庭でよく使われるアオダモやヤマボウシといった木であっても、育ち方や剪定方法によってはイメージとは違うものになってしまうこともあります。

 

 

「樹形が良ければ絶対大丈夫」は誤解。お庭に正解は一つではない


「この形の木を選べば絶対に間違いがない」という絶対的な正解があるわけではありません

反対に、刈り込まれた木が必ずしも悪いわけでもありません。

 


お家の間取りや外観に絶対的な正解はありませんよね?

家族構成や暮らし方、好きな家の形や間取りなどによって、お家の正解は変わってきます。

同じようにお庭の植栽も、日当たりや風通し、家の外観、何より思い描く理想のお庭によって、植える樹木の形も種類も変わってくるのです。

そのためAさんのお家にはこの形の木があうけれど、Bさんのお家では合わない、ということもあります。

またAの木もBの木も形はきれいだけれど、合わせて使うとバランスが崩れる、といったことも多々あります。
お庭の植栽を選ぶうえで、お家全体とのバランスや木々の組み合わせ、そして理想の暮らしのイメージに合うか合わないかが大切なのです。

 

 

私たちが木を選ぶこだわり——図面だけで決めず、一本一本を目で確かめる

 

 

私たちも、こうした木の個性を大切に考えています。  

そのため、図面の上だけで樹種を決めることはいたしません。  

直接足を運んで、一本一本の木の形を自分たちの目で見て、厳選して仕入れています。  

その場所の日当たりや風通しに合わせることはもちろん、お家全体の佇まいに心地よくなじむ「形」であるかどうかを、丁寧に確かめながら選んでいます。  

 

 

庭木選びに迷ったら——樹種の名前より「形」と「全体の調和」を意識しよう

 

「こんな雰囲気のお庭にしたいけれど、どの木を選べばいいか分からない」という方もいらっしゃると思います。  

その場合はぜひ、樹種の名前ではなく、仕上がりの「形」や「全体のバランス」を意識してみてください。  

きっと、お庭づくりをもっと楽しんでいただけるはずです。  

 

 

 

Aonosumikaでは大阪を拠点として、関西を中心に植栽・造園・エクステリア工事を行っています。

住宅や店舗、宿泊施設などに対応しています。

居心地の良い住まいの空間を作るための庭づくりを目指しています。

少しでもお悩みや、疑問点ありましたらお気軽にご相談ください。 

大阪で緑豊かな植栽を

外から見ても魅力的な空間を創造

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。