芝生の特性②芝生は横に広がっていく
2023/10/02
本日は芝生の特性の二つ目についてご紹介します。二つ目の特性は、芝生は横に広がるということです。
植物の成長や繁殖の仕方は様々あり、上に伸びていくもの、横に伸びていくもの、種で増えていくもの、地下茎で増えていくものなど様々です。芝生も種ではなくランナーという横に伸びる茎で増えていき、横に横に広がっていきます。しかも芝生は伸びるスピードも速く、また根付いてしまうと除草しにくいという特性もあります。
そのためお庭を作った当初は芝生と花壇と分けていたはずなのに、いつの間にか草花を植えた場所や木の根元から芝生が生えていたということになりかねません。こうなってくると草花があるので芝刈り機も使えず、除草剤を撒くわけにもいかないため、非常に管理しにくくなります。また、芝生は非常に強い植物なので場合によっては草花を飲み込んで、一面芝だらけになってしまうこともあります。
こういった事態を防ぐために、芝生と草花を植える場所を離すなど設計段階から芝生を植える場所を考える必要があります。他にも芝刈りの際に芝生のふちを丁寧に刈るといった、日ごろのお手入れの仕方にも注意ができます。このあたりについてはまた後日お話します。
私たちが想像している以上に芝生はどんどん広がっていきます。芝生は横に広がるという特性を頭に入れて、そのうえでお庭の設計を考えることが大切です。
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