種から育てる庭
2025/01/22
何度か紹介していますが、弊社のお庭には実験的に種から育てた果樹がいくつか植えてあります。
ブログで紹介しているクリと柿のほかに、実は梨とビワも種から育てた植栽です。
梨は昨年初めて花は咲いたのですが実はつかず。
ビワは裏庭に植栽してあり、今年初めて花が咲きました。
今紹介した果樹はすべて食べ終わった種を植えて育てたものです。
来社されるお客様にお話しすると皆様びっくりされますが、
植栽した私たちも本当に実がなるとは思っていなかったので、内心びっくりしています(笑)
種を植えてそれぞれ7,8年ほどたっていますが、どれも人の背丈を大きく超えていて、言われなければ種から育てたとは想像できないほどに立派な樹木になっています。
庭の植栽というと、樹木を樹木屋さんから買ってきて植栽するのが当たり前です。
弊社でも記念植樹などで苗を植樹することはありますが、普段は樹木屋さんに買い付けにいきます。
しかし時々種や小さな苗から育てる庭があったら楽しいだろうなと想像もしています。
住み始めには小さな苗ばかりでも、5年10年たつと大きな木々に育ち立派な庭になる。
時間はかかりますが、木々が育って庭らしくなってきたときの感慨はひとしおだと思います。
また、苗や種から育てると手間はかかる分、樹木の費用を抑えられるというメリットもあります。
例えば新築のお家を建てる前に植木鉢で樹木の苗を育てておき、お家が完成したら移植する、という方法もあるかもしれません。
夢物語のような話なので、実際に苗から庭を作とうとするといろいろな苦労や困難があるとは思います。
しかし一から自分の手で作る庭というのは、これまでの庭づくりと違った楽しさや発見があるでしょう。
今のところ苗から育てる庭というのは施工したことはありませんが、もしご興味ある方がいましたらぜひ一緒に庭づくりをしてみたいです。
新たな庭づくりの形として、種と苗からつくる「育てる庭」、楽しいのではないでしょうか。
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