四季の庭ーヒメアガパンサスー
2024/06/28
苗で仮置きしているヒメアガパンサスがいつの間にか花を咲かせていました。小さくてとても可愛らしい花です。ヒメアガパンサスには、ほかにもトリテレイア、フローディアとも呼ばれています。
アガパンサスというと1Mほどにもなる大きな花ですが、こちらは「ヒメ」とつくようにとても小さな草花です。大きさも背丈も30センチほどで、アガパンサスよりも庭に植えやすい大きさといえるでしょう。耐寒性も強く、一度植えると何年も花をつけてくれるので、弊社のお庭でもよく植えている草花です。
アガパンサスとの違いは大きさだけでなく花の咲く時期にも違いがあります。アガパンサスが夏に花を咲かせるのに対し、ヒメアガパンサスは初夏に花を咲かせます。
と、アガパンサスとヒメアガパンサスの違いと並べましたが、実はアガパンサスとヒメアガパンサスは同じユリ科ではあるもののアガパンサスはアガパンサス属、ヒメアガパンサスはトリテレイア属と属名が違い、原産国も違います。
アガパンサスを品種改良で小さくしたのがヒメアガパンサスというわけではなく、ヒメアガパンサスがアガパンサスに似ていたから名付けられたようです。ややこしいですね(笑)
こうして改めて調べてみると「え、そうなの⁉」という発見も多くあり、より一層植物を見るのが楽しくなります。これからの季節ヒメアガパンサスもアガパンサスも見る機会が増えると思いますので、こんな知識を思い出しながら見てみるのも面白いかもしれないですね。
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