お庭の虫についてーイラガの繭ー
2024/01/31
落葉樹の葉もすっかり落ちて、庭の木々は枝ぶりがよく見えているかと思います。そんな枝や幹を見ていて、もし上記の写真のようなこぶに似たものがあれば要注意です。それは害虫のイラガの繭かもしれません。
夏に紹介しましたが、イラガの幼虫は触れると猛烈な痛みとかゆみを引き起こす害虫です。一度幼虫が庭に広がってしまうと駆除が大変になるので、冬の間に繭を見つけたら駆除しておくことが大切です。
イラガは成虫には毒がないのですが幼虫と繭には毒があります。そのため繭を駆除するときには手袋をするなど、直接手で触れないように気を付けて駆除しましょう。シャベルや針金などでこそげ落とすようにすると、枝や幹から繭がはがれます。駆除し終えた繭にも毒があるので袋に入れてゴミとして捨てるか地中に埋めるようにしてください。特にお子さんがいるようなお家では、落ちた繭をお子さんが拾ってしまうことがないようにしっかりと処分しましょう。
今の時期に繭を駆除できれば、夏にイラガの発生を抑えることができます。特に夏の間にイラガが発生したというお庭では繭がある確率が高いので、冬の間に繭がないかよく見ておくことが大切です。安心して庭を楽しむためにも、ぜひ冬の間に枝や幹をよく見てみてくださいね。
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