店舗のためのお庭づくり　目印になる高い木を植えよう

前回に引き続き、カフェや店舗のためのお庭づくりについてお伝えします。前回、植栽があるだけでも目を惹くというお話をしましたが、その中に高い木を入れることでより遠くからもお店を見つけやすくすることができます。

 

こちらの写真を見ると、高い木が一本あるだけでも離れたところからでも目につくのがわかるかと思います。こちらで植栽しているのは４メートルほどのモミジです。カフェである古民家に合うサイズ感で、それでいて離れていても見つけやすい大きさになっています。これから秋にかけて紅葉すると、より一層人目を惹く存在になるでしょう。

 

カフェや店舗前の植栽は小さくまとめがちですが、一本だけでも背の高い木を入れると離れたところからでもカフェや店舗の場所がわかりやすくなります。また高い木であれば枝がアプローチにはみ出すこともなく、人の出入りの邪魔にもなりません。

 

このようにシンボルツリー的な役割で背の高い木を使うと、カフェや店舗の目印となる植栽を作ることができます。とはいえ高い木ならなんでもいいというわけではなく、それぞれのカフェや店舗の外観、コンセプトにあった木を使うことが大切です。カフェや店舗の場合、一般の住宅と違って入口の第一印象はとても重要になります。ただ木を植えるだけ、高い木を使えばいい、と考えてしまわずに、ぜひそのお店にあった植栽選びを考えてみてくださいね。

 

 

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