植栽が弱っている?夏の水不足のサインと対処方法
2026/09/04
「葉がしおれている」
「葉が茶色くなってきた」
「植えた植物に元気がない」
暑い日が続く時期になると、「植栽が弱っているように見える」というご相談が増えてきます。
植物が弱る原因はいくつか考えられますが、夏にまず気をつけたいのが水不足です。
特に雨の降らない日が続くと、思っている以上に土が乾燥していることがあります。
今回は、水が足りなくなったときに植物に現れる変化と、弱っていることに気づいたときの対処についてご紹介します。
水不足になると、植物はどうなる?
水が足りなくなってくると、葉がしおれたり、いつもより元気がなくなったりすることがあります。
大切なのは、できるだけ早い段階でその変化に気づくことです。
葉が少ししおれている

いつもより葉が垂れている、少し元気がない。
暑い時期にこんな様子が見られたら、水が足りなくなっている可能性があります。
このくらいの段階で気づいたら、まずは株元へたっぷりと水を与えてみましょう。
水不足が原因であれば、水を吸うことで少しずつ葉が戻ってくることがあります。
葉がかなりしおれている

葉が大きく垂れ下がり、全体的にぐったりしている場合は、かなり水を欲しがっている状態かもしれません。

できるだけ早く、株元へたっぷりと水を与えましょう。
水を与えたら、それで安心せずに、しばらく時間を置いて葉の様子を確認してみてください。
水不足が原因であれば、水を吸うことで少しずつ葉が戻ってきます。

このように葉がぴんと戻ってきたら、植物が水を十分に吸い上げています。
しかし、時間を置いてもまだしおれている場合は、株元の土を少し掘って、水が中まで染み込んでいるか確認してみましょう。
土の中まで十分に湿っていないようであれば、もう一度たっぷりと水を与えます。
大切なのは、「水やりをしたから大丈夫」と考えるのではなく、その後の植物の状態まで見てあげることです。
葉が茶色くなっている場合は、原因を決めつけずに

葉が茶色くなっていると、「水が足りなかったのかな?」「もう枯れてしまったのかな?」と心配になるかもしれません。
水切れによって葉が茶色くなることもありますが、虫による被害や病気など、ほかの原因も考えられます。
また、以前ブログでも解説しましたが、植栽した直後などは、植物が自分の身を守るために葉を落とすこともあります。
そのため、葉が茶色くなっている場合は、水不足と決めつけず、まずは施工した造園業者などへ相談することをおすすめします。
また、葉が茶色くなっていても、木全体が枯れているとは限りません。
新芽がついていたり、緑の葉や枝が残っていたりするなど、生きているサインが見られることもあります。

一度茶色く枯れ込んだ葉は、水を与えても緑色には戻りません。
そのため、この段階になると、回復しているのか、どの程度弱っているのかをご自身で判断するのが難しくなります。
心配な場合は早めに専門家へ相談し、植物の状態や原因に合わせて対処していきましょう。
木や枝が枯れているかを確認する方法については、以前の記事でもご紹介しています。
ブログ: Q&A この枝は枯れてる?枯れてない? 枯れた枝の見分け方
「毎日水やりしている」でも、足りないことがあります
「毎日ちゃんと水やりをしているのに、植物が弱ってきた」
実際に、こうしたご相談をいただくこともあります。
現地へ伺ってみてみると、病気などではなく、お客様も水やりをしていたけれど植物にとっては水の量が足りていなかった、というケースがあります。
さらにたっぷりと水を与え、その後もしっかりと水やりを続けていただくことで、少しずつ植物が回復してきたことも何度もあります。
水やりで大切なのは、「水をあげたかどうか」だけではありません。
植物が必要としている量の水が、根までしっかり届いているかどうかが大切です。
そのためにも、水やりだけで安心せずに、みずやりをしたあとの植物の様子をしっかり確認しましょう。
雨が降らない日が続いたら、思っている以上にたっぷりと
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真夏に雨の降らない日が続くと、土はどんどん乾燥していきます。
暑さの厳しい時期は、毎日1回、場合によっては朝と夕方の1日2回ほど水を与えた方がよいこともあります。
特に植えて間もない植物は、まだ根が十分に広がっていないため、水切れに注意が必要です。
「毎日あげているから大丈夫」と考えるのではなく、葉の様子を見ながら、雨の少ない時期は思っている以上にたっぷりと水を与えてあげてください。
水をあげても、土に染み込んでいかないときは
長く乾燥した状態が続くと、土が水を弾くようになり、水やりをしてもなかなか地中まで染み込んでいかないことがあります。
たっぷり水をあげているつもりでも、表面を流れてしまい、根まで十分に届いていないこともあります。

しばらく水やりができなかった場合などは、水を与えたあとに株元の土を少し掘ってみて、中まで湿っているか確認してみてください。
表面は濡れていても、少し掘ってみると中の土は乾いたまま、ということもあります。
水が土に染み込んでいかない場合の対処方法については、以前の記事で詳しくご紹介しています。
ブログ:水やりしても元気がない?原因は「乾いた土」が水をはじくせいかも
水やりをしても元気が戻らないときは
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葉がしおれる原因は、水不足だけとは限りません。
たっぷり水を与えても状態が戻らない、葉の変色が広がっている、枝まで枯れ込んでいるように見えるなど、気になる状態が続く場合は、ほかの原因も考えられます。
植物の状態をご自身で判断するのが難しい場合は、無理に様子を見続けず、施工した造園業者などへ相談してみてください。
まとめ|少ししおれている段階で気づくことが大切です
夏になると、私たちのもとにも「植物が弱っているように見える」というお問い合わせをいただきます。
実際にお庭へ伺うと、お客様自身も水やりをしてくださっていることがほとんどです。
それでも、さらにたっぷりと水を与えて様子を見ると、少しずつ元気を取り戻してくることがあります。

水やりは、「したかどうか」だけではなく、植物が必要としている量の水が根まで届いているかどうかが大切です。
そして、水をあげたらそれで終わりではなく、その後の植物の様子も見てあげてください。
「いつもより少し葉がしおれている」
「なんとなく元気がない」
そんな小さな変化の段階で気づいてあげることが、植物を守ることにつながります。
8月も終わり、まだまだ暑い日が続きます。
雨の降らない日が続いたら、いつもよりたっぷりと。
植物の葉の様子を見ながら、水切れに気をつけて夏のお庭を見守ってあげてください。
葉が茶色くなっている、水やりをしても元気が戻らないなど、植物の状態が気になる場合は、施工した造園業者などへ早めにご相談ください。
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