窓からの景色にこだわる家づくり

先日テレビを見ていたら別荘を建築、販売する会社についての特集がありました。そこで言われていた別荘を建てる場所の条件というのがとてもおもしろかったので紹介します。

 

いくつか条件はあるそうなのですが、その中でも「別荘から見える景色」にこだわりがあるのだそう。ただ眺めがいいというだけでなく人工物、つまり建物や電柱、電線が見えないような場所を選ぶのだとか。そうすることで絶景の見える別荘となり、別荘を訪れる時間をより特別なものにすることができるというのです。

 

確かに別荘に限らずホテルや旅館に行ったときにはいい眺めの部屋に泊まりたいですよね。オーシャンビューなんて言葉もあるくらい、窓からの景色というのは特別なものです。最近では小さなお庭のあるカフェやレストランもあり、食事をしながら景色を楽しめるところもあります。

 

しかし一方でお家の窓からの景色はどうでしょうか？壁紙や建具は時間をかけて選ぶものの、窓からの眺めを考える人は少ないでしょう。南向きのリビングに大きな窓があったとしても、通行人の目が気になってカーテンを閉めたままにしていたりフェンスや駐車している車しか見えなかったりしないでしょうか。

 

もしここに小さくてもお庭があれば、リビングから毎日自然の姿を眺めることができます。四季折々の木々や草花、遊びに来る小鳥をゆっくりと眺めるのは、別荘でもなかなかできないお家のお庭の特権です。

 

人工物がまったくない絶景を作ることは難しくても、設計を工夫することで窓からの眺めをもっと素敵なものにすることは可能です。窓からの景色というのは壁紙以上にお部屋の印象を左右します。これからお家づくりをするという方はぜひ「窓からの眺め」にもこだわってみてくださいね。

 

 

 

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