庭の足元にこだわる　苔のメリットデメリット

お庭の足元というと、コケ庭を想像する方も多いでしょう。京都の銀閣寺や西芳寺など、一面に広がるコケ庭を見ると苔の美しさに惚れ惚れします。お客様からも、コケ庭を作りたい、というご相談はよくいただきます。

 

コケ庭のメリットは、何よりコケを楽しめることです。コケと一言でいってもたくさんの種類があり、見れば見るほどはまっていく方は多いです。実際苔玉や苔のテラリウムなど、コケに触れて好きになったという話もよく聞きます。そんなコケを庭で育てることができるのは、何よりのメリットです。

また、コケは日陰を好むため、あまり植物が育たないような場所でも植えることができるのもメリットでしょう。

 

一方で、コケは草花に比べてお手入れが大変です。頻繁な水やり、草取り、落ち葉掃きなど、普通の植物に比べると手間がかかります。また、生育できる場所も限られているので、庭の日当たりなどによっては植えるができない場合もあります。

なので弊社では足元全面をコケにするのではなく、部分的にコケを貼ることをおすすめしています。そうすることで水やりや落ち葉掃きなどの手間を最小限にして、自分だけのコケ庭を楽しむことができます。

 

お家の庭をコケ庭にしたい！という憧れの一方、コケはとても手間のかかる生き物です。それでも日々少しずつでもお世話をしていくと、コケ庭はとても楽しくなってきます。ぜひ足元の彩りにコケをおき、コケのある庭を楽しんでみてください。

 

 

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