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庭の足元はどうする?素材ごとのメリット・デメリットと選び方

庭の足元はどうする?素材ごとのメリット・デメリットと選び方

2026/03/19

お庭についてのご相談の中で、意外と多いのが
「足元ってどうなりますか?」というご質問です。

 

 

どんな木を植えるか、どんな草花を植えるかということも大切ですが、
何も植えていない場所をどうするかというのも、庭の見た目や今後のメンテナンスを大きく左右します。

 

しかし、木や草花以上に何を選んだらよいのかわかりにくく、悩みやすいところでもあります。

今回は、庭の見た目だけでなく、植物の成長やメンテナンスのしやすさも考えたうえで、庭の足元に何を選ぶとよいのかを解説します。

 

それぞれの素材のメリット・デメリット、コストや施工に向いている場所などもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

 庭の足元によく使われる素材一覧

 

まず、庭の足元によく使われる素材をご紹介します。

人が通る場所にはレンガや板石、コンクリートなどを使うことがありますが、今回は植物の周りを中心に紹介していきます。

 

砂利

 

 

住宅だけでなく庭園など、さまざまな場所で使われています。
色や形の種類が豊富で、家の外観に合わせて選びやすい素材です。

 

芝生

 

足元を緑で覆うことができ、美しい庭に仕上げることができます。
芝生にもいくつか種類があり、住宅の庭に合ったものを選ぶことが大切です。

 

グリ石

 

 

ゴツゴツした、10cm〜20cmほどの少し大きめの石です。
河原の丸い石(栗石)を割って使っていたことに由来し、「割栗石(わりぐりいし)」を略してグリ石と呼ばれています。

 

コケ

 

 

京都の寺院などにあるコケ庭に憧れる方も多いのではないでしょうか。
芝生とはまた違った趣のある緑が美しい素材です。
一口にコケといってもさまざまな種類があります。

 

木製チップ

 

 

木を砕いて作ったチップで、大きさもさまざまです。
弊社ではマルチング材として使えるような、比較的細かく砕かれたチップを使用しています。

 

 

また、特に何も使わず土をそのままにしておくという方法もあります。

ほかにも素材はありますが、自然植栽の庭でよく使われるのはこの5種類が多いです。

 

それぞれの素材には特徴があり、見た目やメンテナンスのしやすさ、向いている場所などが異なります。
まずは全体の違いが分かりやすいように、簡単な比較表にまとめてみました。

 

素材 見た目の特徴 メンテナンス コスト目安 向いている場所
砂利

すっきりした印象で

種類が豊富  

雑草は抑えやすいが

落ち葉掃除がやや大変

安い    

通路・裏庭・

防犯を考えたい場所

芝生

一面の緑で庭らしい

景色になる

芝刈りや管理が必要 中程度 広い庭・遊ぶスペース
グリ石 モダンでシャープな印象   落ち葉掃除がやや大変 やや高い モダンな外構・斜面
コケ 情緒のある和の雰囲気 環境づくりや手入れが必要  高い 日陰・和風庭園
木製チップ   自然な雰囲気 雑草が生えても抜きやすい 安い 木の根元・草花の周り

 

 

それでは、それぞれの素材のメリット・デメリット、向いている場所をもう少し詳しく見ていきましょう。

 

 

それぞれのメリット・デメリット

 

【砂利】

 

 

メリット
色や形が豊富で家の外観に合わせやすい
価格が比較的安い
歩くと音が鳴るため防犯性がある
防草シートと組み合わせると雑草が生えにくい

 

デメリット
防草シートを敷いても、劣化やシート上の土から雑草が生えてくることがある
踏んだり蹴ったりすると砂利が動き、歩きにくいことがある
落ち葉がたまると掃除がしにくい

 

向いている場所
斜面ではない場所で、人が歩く場所
裏庭など防犯が気になる場所

 

不向きな場所
砂利が滑り落ちるような斜面地
落ち葉が落ちる木の根元や草花がある場所

 

【芝生】

 

 

メリット
庭一面を緑にすることができ、見た目が良い
庭で遊んだりBBQをしたりと、アクティビティに使いやすい

 

デメリット
芝刈りや病気対策、雑草取りなどメンテナンスの手間がかかる
定期的な芝刈りをしないときれいな状態を保てない
木の根元や斜面など芝刈りがしにくい場所がある

 

向いている場所
日当たりが良く広い平地
庭で遊びたい方

 

不向きな場所
日当たりが悪い場所
木の根元や狭いスペース

 

庭というと、広々とした芝生の庭を思い浮かべる方も多いかもしれません。

芝生の庭で子どもと遊んだり、BBQを楽しんだりと憧れもありますが、一方で定期的な芝刈りが必要になるなど、メンテナンスに苦労するケースも少なくありません。

芝刈り機をうまく使えるような設計にするなど、計画段階からメンテナンスのことを考えておくことが大切です。

 

【グリ石】

 

 

メリット
現代的な住宅デザインに合わせやすい
砂利よりも斜面で使いやすい
防草シートを併用すれば雑草が生えにくい

 

デメリット
落ち葉がたまると掃除がしにくい
防草シートを敷いても雑草が生えることがある
土のメンテナンスがしにくい
コストがやや高い

 

向いている場所
モダンな外構デザインの住宅
斜面など砂利が使いにくい場所

 

不向きな場所
落ち葉が多い場所
木の根元や草花の周り
自然植栽の庭

 

ドライガーデンなどでよく使われるグリ石ですが、植物のメンテナンスを考えるとやや不向きな場所もあります。

家や庭全体の雰囲気を見ながら使うことが大切です。

 

【コケ】

 

メリット
情緒のある美しい景色になる
芝生のような頻繁な刈り込みは不要

 

デメリット
コストが高い
環境に左右されやすい
落ち葉掃除や水管理など手入れが必要

 

向いている場所
日陰などコケに適した環境
定期的なメンテナンスができる場所・人

 

不向きな場所
日当たりが良く乾燥する場所
メンテナンスを億劫に感じる場所・人

 

美しいコケ庭ですが、環境作りや維持管理を考えると少し上級者向けの素材かもしれません。

宿泊施設など定期的にメンテナンスが入る場所や、コケが好きという方向けです。

環境が合う合わないもあるため、小さな場所から試してみるのもおすすめです。

 

 

【木製チップ】

 

メリット
紹介した素材の中では比較的コストが低い
泥はねや霜、夏の暑さから植物を守る
植物の広がりを邪魔しない
雑草が生えても抜きやすい

 

デメリット
強風で飛ぶことがある
1〜2年ほどで分解されるため補充が必要

 

向いている場所
木の根元
草花の周り
グランドカバーを広げたい場所

 

不向きな場所
風が強い場所
人が頻繁に通る場所

 

施工直後は緑が少なく見えるかもしれませんが、下草やグランドカバーと合わせることで時間をかけて美しい緑が広がっていきます。

 

 

 

木の根元に使う場合の注意点

 

 

庭の足元というと「雑草対策」や「見た目」に目が行きがちですが、暮らし始めると多くの方が悩むのが「落ち葉」です。

砂利やグリ石の場合、落ち葉が入り込むと掃除がしにくく、そのままにしておくと見た目が悪くなってしまうことがあります。

 

 

また、植栽や草花を育てていく上では「土のメンテナンス」も大切です。

肥料を入れたり、根の成長を調整したりと、施工後にも土を触る作業が意外と多くあります。

そのため、植栽の周りを砂利や防草シートで覆ってしまうと、後々のメンテナンスがしにくくなることがあります。

 

私たちは、木の根元や草花の周り、落ち葉が落ちる場所には木製チップをおすすめしています。

木製チップとグランドカバー植物を組み合わせることで、時間をかけて庭の緑を広げていくことができます。

 

 

 まとめ

 

庭の足元は、見た目だけでなく植物の成長や日々のメンテナンスにも大きく関わる大切な部分です。

砂利や芝生、グリ石、コケなど、それぞれの素材には特徴があり、場所や庭の使い方によって向き不向きがあります。

私たちは、木の根元や草花の周りには木製チップを使い、時間をかけて植物が広がっていく庭づくりをおすすめしています。

庭は施工した時に完成するものではなく、植物とともに少しずつ育っていくものです。

見た目だけでなく、植物にとって無理のない環境か、人の手入れの負担はどうかなどを考えながら素材を選ぶことが、「庭のある暮らし」を楽しむための大切なポイントになります。

 

 よくある質問

 

Q. 庭のコストを一番抑えられる素材は何ですか?

A. 最もコストが安いのは木製チップです。その次に砂利が安価で、コストパフォーマンスに優れています。逆に最も高価なのはコケで、初期費用だけでなく維持管理にもコストがかかります。

 

Q. 子供と遊んだりバーベキューをしたりしたい場所には何が向いていますか?

A. 芝生が最適です。見た目が良く、触り心地も良いため、その上で遊んだりプールを置いたりといったアクティビティに非常に柔軟に対応できます。ただし、綺麗な状態を保つには、芝刈りや雑草取りなどの定期的なメンテナンスが欠かせません。

 

 

Q. 木の根元(足元)には何を敷くのが植物にとって良いですか?

A. 私たちは木製チップを強くおすすめしています。木製チップは泥跳ねを防ぎ、土の乾燥や熱から植物を守るだけでなく、1〜2年かけて分解されて土に還ることで土壌改良の効果も期待できるからです。逆に、砂利やグリ石は植物のメンテナンス(追肥や根切りなど)を妨げるため、木の根元には不向きです。

 

 

Q. 雑草対策として「防草シート」はどこにでも敷いて良いのでしょうか?

A. 基本的には砂利の下などに敷くのが一般的で、3〜10年程度の耐久性があります。ただし、植物(グランドカバーや下草)を広げたい場所には不向きです。シートを敷くと植物が根を広げられなくなるため、植物を育てたい場所ではシートを使わず、木製チップなどでマルチングをするのが良いでしょう。

 

 

Q. メンテナンスが一番大変な素材はどれですか?

A. コケが最も大変と言えます。環境に左右されやすく枯れやすいため、水やりや隙間から生える雑草抜き、落ち葉拾いなど、非常に細かな手入れが必要です。手入れそのものを楽しめる人向けの素材です

 

 

Q. 木製チップは1〜2年で消えてしまうと聞きましたが、その後はどうすればいいですか?

A. 木製チップが消える頃には、一緒に植えたグランドカバーや下草が地面を覆うように設計するのが理想的です。もし緑が十分に広がっていない場合は、必要に応じて自分でチップを補充することも可能です。

 

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