四季の花ークリスマスローズ・ニゲルー
2026/02/26
2月の終わりですが、春のように暖かい日が続いていますね。
庭を見てみると、枝先に小さな黄緑色の新芽がのぞいているものもあります。
このまま暖かい日が続いて、春を迎えるのでしょうか。
そんな新芽がふくらむ枝の下、庭の足元では白い花が咲いています。

クリスマスローズ・ニゲルです。
12月の終わり頃から2月頃まで咲く白い可憐な花は、みどりの少ない冬の庭によく映えます。
「クリスマスローズ」という名前は、クリスマスの頃にバラに似た花を咲かせることが由来です。
「ニゲル」という名前は、ラテン語で“黒”を意味し、根が黒いことから名付けられました。
さて、少しややこしいお話になりますが、日本で一般的に「クリスマスローズ」と呼ばれているのは、下の写真の種類であることが多いのです。

花の雰囲気や葉の形が違うのがわかるでしょうか。
日本でよく流通しているクリスマスローズは、3月頃から春にかけて花を咲かせます。
つまり、クリスマスの時期には花が咲いていないのです。
「クリスマスローズなのにクリスマスに咲かないの?」と不思議に思われる方もいらっしゃいます。
実は、日本で「クリスマスローズ」と呼ばれているこちらは、欧米では「レンテンローズ」と呼ばれています。
レンテンとは、キリスト教の四旬節(レント)のこと。
その時期である春に花を咲かせることから、そう呼ばれています。
日本ではどちらも区別せずにクリスマスローズと呼ばれることが多いですが、
本来であれば、ニゲル種を「クリスマスローズ」、
春に咲くものを「レンテンローズ」と呼ぶ方が、開花時期に沿った名前なのかもしれません。
名前には少し不思議がありますが、どちらのクリスマスローズ(レンテンローズ)も、可愛らしく育てやすい花です。
庭にあとから植えることもでき、足元をやさしく彩ってくれます。
お迎えする際は、クリスマスローズ・ニゲルなのか、レンテンローズなのか。
そんな違いにも目を向けながら選んでみてくださいね。
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