北向き玄関でもあきらめない|日陰を活かした玄関植栽の施工例
2026/01/16
家を建てるとき、玄関に植栽がほしいと思う方は多いですよね。
みどりを眺めながら出かけて行って、みどりに迎えられて帰ってくる。
玄関という毎日つかう場所にみどりがあると、それだけで日々が豊かになります。

一方で、よく相談されるのが「玄関が北向きなので植栽は無理ですよね」というお話です。
日当たりが良くなければ植栽は植えられない。
北向き玄関だと日が当たらないから植栽は難しい。
そうお考えの方がとても多くいらっしゃいます。
けれど実は、北向き玄関でも植えることのできる植物はたくさんあります。
むしろ北向きだからこそできる植栽もあるくらいです。
そこで今回は北向き玄関の施工例をひとつご紹介しながら、北向きの庭や日当たりの少ない場所におすすめの植栽をご紹介します。
北向き玄関の施工例

まずは実際に北向き玄関のお家の植栽をご覧ください。
北向きで家の影になる場所ですが、これだけの植栽を植えてみどり豊かな玄関になっています。
駐車スペースを確保しつつ、玄関前の限られたスペースに10本以上の樹木を植栽しています。
これだけ植栽のある玄関なら、毎日出入りするときに、十分みどりを楽しめそうですよね。
このなかから特におすすめの樹木を3つ紹介します。
ヤマボウシ

この施工例の中で一番高い木がヤマボウシです。
自然に樹形が整いやすく、雑木の庭や自然植栽の庭で人気のある木です。
6月頃にハナミズキに似た白い花を咲かせ、秋には葉が赤く紅葉します。
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こちらのお家では、あえて家に寄せて日が当たりにくい場所に植えているのがわかるでしょうか。

インターネットなどで調べると、ヤマボウシは日当たりがよく西日が当たらない場所に植えることをおすすめされています。
しかし私たちがこれまで植えてきた感覚では、ヤマボウシは日陰の方がきれいに育つ印象があります。
弊社の事務所には南向きの場所にヤマボウシを植えていますが、葉が萎れたり先端が枯れたりしてヤマボウシの美しさが楽しめていません。
そのため、北向き玄関など日の当たりにくい場所にこそ、ヤマボウシがきれいに育っていくためおすすめです。
ナツツバキ

この施工例で、手前左側にあるやや高めの木がナツツバキです。
ツバキというと普通は冬から早春に花を咲かせますが、名前の通り6月から7月にツバキのような花をつけます。

花だけでなく灰褐色で滑らかな幹肌も美しく、近年庭木として植えられることが増えてきた木です。
ナツツバキは、日中の強い日差しや西日が苦手です。
ただ日当たりがまったくないと生育や花つきが悪くなるので、1日数時間から半日程度日の当たる場所が適しています。
施工例のお家でも、完全に家の影に隠れる場所ではなく、時間帯によって日が当たる場所に植栽しています。
花だけでなく幹肌も美しく楽しめる木なので、玄関など毎日目に入る植栽としてはピッタリな樹木です。
常緑エゴノキ

最後に紹介するのが常緑エゴノキです。
通常エゴノキは落葉しますが、こちらは常緑のため玄関前の目隠しにも使われます。
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常緑エゴノキも日向の方が花つきがよくなりますが、強い日差しや西日、乾燥に弱い樹木です。
そのためやや明るめの半日陰になる場所に植栽すると花つきを保ちつつ育てることができます。
成長も遅く害虫や病気の心配も少ないため、玄関前など人の通りが多いところでも安心して植えられます。
北向き玄関でも植栽をたのしめる
「日陰だから植栽は無理」と思われがちですが、日当たりが強すぎない環境を好む植物もたくさんあります。
北向き玄関のように、やわらかな光が入る場所は、実は植栽にとって心地よい環境になることも少なくありません。

北向き玄関だからといって、植栽をあきらめる必要はありません。
日当たりの条件に合わせて植物を選べば、玄関は十分みどりを楽しめる場所になります。
毎日通る場所だからこそ、ふと目に入る緑が、暮らしを少し豊かにしてくれます。
「北向きだから…」と迷われている方は、ぜひ一度ご相談ください。
Aonosumikaでは大阪を拠点として、関西を中心に植栽・造園・エクステリア工事を行っています。
住宅や店舗、宿泊施設などに対応しています。
居心地の良い住まいの空間を作るための庭づくりを目指しています。
少しでもお悩みや、疑問点ありましたらお気軽にご相談ください。


