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雑木の庭を台無しにしないために|剪定方法の違いを解説

雑木の庭を台無しにしないために|剪定方法の違いを解説

2025/07/10

 

最近「雑木の庭」や「自然植栽の庭」をよく見かけるようになりましたね。

自然の美しさを楽しめる庭は現代の家にもあわせやすく、人気のあるスタイルです。

 

 

でも、実は剪定の方法が雑木の庭と日本庭園では大きく違うことをご存知ですか?

この違いを知らないまま剪定してしまうと、せっかくの自然な美しさが失われてしまうことも…。

実際に、

 

「どう剪定したらいいのかわからない」

「自分で剪定していたら形が変になってしまった」

 

という声をお客様からよくお聞きします。

 

そこで今回は、日本庭園と雑木の庭・自然植栽の庭の剪定方法の違いをわかりやすくお伝えします。

ぜひこの違いを理解して、雑木の庭や自然植栽の庭の美しさを長く保ってくださいね。

 

日本庭園と雑木の庭・自然植栽の庭の違い

 

そもそも日本庭園と雑木の庭・自然植栽の庭には、どんな違いがあるのでしょうか?

まずは写真を見てみましょう。印象が大きく違うのがわかります。

 

 

日本庭園はマツやマキなどの針葉樹をメインに使い、刈り込みをするなど人の手を加えていきます。

 

 

一方、雑木の庭や自然植栽の庭では、マツやマキも使いますが、広葉樹や山に生えている樹木を使って、より自然になるように仕立てていきます。

 

歴史的な背景までお話しすると長くなるので、今回は簡単にお伝えします。

ざっくり言うと、樹木の種類よりも樹木の形や手入れの仕方が大きく違います。
日本庭園では人の手を加えて造形美をつくり出しますが、雑木の庭や自然植栽の庭は自然な姿を活かすために手を入れます。
どちらが良い悪いではなく、目指す美しさの違いなんですね。

 

 

そのため、雑木の庭・自然植栽の庭で日本庭園の手入れや剪定を行ってしまうと、雑木の庭・自然植栽の庭の良さである「自然な美しさ」が壊れてしまいます。

では具体的に、それぞれのお庭ではどのような剪定をしていけばいいのでしょうか。

まず、剪定といっても大きく分けて2つの方法があります。

それが「刈り込み剪定」「透かし剪定」です。

 

刈り込み剪定とは

 

刈り込み剪定は、刈り込みばさみで枝や葉っぱをきれいにそろえていく剪定です。

 

 

剪定と聞くと刈り込み剪定を浮かべる方が多いかと思います。

日本庭園だけでなく公園や街路樹の生垣、フランス式庭園なども刈り込み剪定で整えられています。

 

 

お庭ではないですが時々見かけるこういったものも刈り込み剪定です。

 

 

このように、丸や四角など樹木を意図した形に整えて、人の手が入った造形美をつくっていくのが刈り込み剪定です。
刈り込み剪定をした後は、輪郭がはっきりとして、スッキリとした印象になります。

 

 

透かし剪定とは

 

一方、透かし剪定とは枝を途中で切り詰めるのではなく、不要な枝を根元から間引いて風や光が抜ける隙間をつくる方法です。

 

 

混みあった枝を間引くことで、すっきりとした印象をつくります。

透かし剪定をすると風や光が通るようになり、見た目が整うだけでなく木を健康に保つことができます。

 

 

剪定方法の使い分けが大切

 

この2つの方法をどう使い分けるかが、日本庭園と雑木の庭の大きな違いになります。

日本庭園では刈り込み剪定を基本に、透かし剪定を組み合わせます。

一方、雑木の庭や自然植栽の庭では透かし剪定が中心で、刈り込み剪定はあまり行いません。

 

雑木の庭や自然植栽の庭と聞くと、「自然な雰囲気なら剪定をしない方がいいのでは?」と思うかもしれません。

けれど、剪定を行わずにいると枝が生い茂ってしまい、重たい印象の庭になってしまいます。

 

 

そこで透かし剪定をすることで不要な枝を間引き、木が自然に枝を広げ、葉の隙間から光が差し込むように整えます。

 

 

かなりすっきりして風通しが良くなり、光や影が美しくなりました。

この透かし剪定が雑木の庭の自然な雰囲気を保つポイントなんですね。

 

どの枝を剪定するかといったことも大切ですが、まずは透かし剪定の基本的なやり方を覚えておきましょう。

このやり方を覚えておくだけでも、剪定の失敗を減らすことができます。

 

 

透かし剪定の基本のやり方

 

透かし剪定の基本は枝を途中で切り詰めずに、枝分かれしている根元から切ることです。

 

写真ではノコギリを使っていますが、細い枝なら剪定バサミで大丈夫。

枝分かれしているところで切ることで、切り口から新しい枝が変に伸びるのを防ぎ、樹形が不自然になりにくくなります。

また、太い枝を切ったときは切り口が大きくなるので、癒合剤(保護材)を塗っておくと安心です。
こうすることで傷口の乾燥や病気の予防になります。

 

 

この「根元から切る」というのが透かし剪定の基本です。

基本のやり方を覚えておけば通行の邪魔になったり隣の敷地に越境したりしている「明らかに邪魔な枝」は

ご自身で剪定することができます。

ただし、「枝が混みあってきたから剪定したい」というように見た目を整える剪定がしたい場合は、どの枝を切るかを悩むと思います。

また、慣れないうちは「本当に剪定して大丈夫?」「脚立に登るのは怖い」と不安になることもありますよね。

どこを切ればいいのか迷ったり不安に思ったりするときは、無理をせずにお気軽にご相談くださいね。

 

 

まとめ

 

ここまでお話ししてきたように、日本庭園と雑木の庭では目指す景色が違います。
だからこそ、剪定の方法も合わせてあげることが大切です。

雑木の庭で刈り込み剪定をしてしまうと、自然な枝ぶりや木漏れ日が失われてしまいます。
せっかくの雑木のやわらかさを楽しむためには、ぜひ透かし剪定を覚えてくださいね。

剪定の方法に正解・不正解はありませんが、目指す庭の姿に合ったお手入れをすることで、
木々も元気に育ち、長く美しい景色を楽しむことができます。

わからないことがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。

 

 

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