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常緑樹だけの庭にすれば落ち葉掃きはいらない⁉

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常緑樹だけの庭にすれば落ち葉掃きはいらない⁉

常緑樹だけの庭にすれば落ち葉掃きはいらない⁉

2025/04/11

「お庭のある暮らしに憧れるけど落ち葉掃除って面倒くさそう…

それなら落ち葉の出ない常緑樹だけを植えたらいいんじゃない⁉」

 

こんな風に考えたことってありませんか?
けれど残念ながら落ち葉の出ない木というのはありません

 

「常緑樹はずっと葉っぱがついてるから落ち葉は出ないんじゃないの?」

と思うかもしれませんが、実は常緑樹も葉が落ちるんです。

 

常緑樹=葉っぱが落ちない木
落葉樹=葉っぱが落ちる木

 

という考えの方も多いですが、これは間違い。


正確には

 

常緑樹=一年中葉っぱがある木
落葉樹=秋に葉っぱが落ちて冬に葉っぱがない木

 

です。

 

 

常緑樹は一年中緑色の葉っぱがついていて、一見すると葉っぱが落ちていないように見えます。
しかし葉っぱが落ちていないわけではなく、春に新芽がでて新しい葉っぱが成長し、その後に古い葉っぱが落ちているんです。
常に同じ葉っぱがついているのではなく、毎年新しい葉っぱに変わりながら緑を保っているんですね。

 

なので常緑樹も落ち葉が出ないわけではなく、春から夏前にかけて落ち葉が出ています

 

春先、街路樹や公園、神社に行くと、常緑樹のクスノキがたくさんの葉っぱを落としています。

 


他にも日本庭園にあるマツやマキ、最近よく見かけるシマトネリコなども春に落葉します
春、神社や公園の足元を見てみると、葉っぱが落ちているのに気づくと思いますよ。

 

時々、「家の松は葉が落ちないけど?」とおっしゃる方もいらっしゃいます。

しかしそれは葉が落ちていないのではなく葉が落ちる前に植木屋さんが摘み取っていることがほとんど。

そのため、手入れが入らない松林などは、たくさんの松葉や松ぼっくりがたくさん落ちています。

 

 


写真のように海沿いの松林などでは、常緑樹の松の葉がたくさん落ちていてます。
このように、落葉樹でも常陽樹でも葉は落ちるので、落ち葉掃きのいらない庭は難しいのです。

 

樹木を植えない庭であれば落ち葉掃きは必要ないかもしれませんが、それでは庭の楽しみが半減してしまいます。

では、どうしたら面倒な落ち葉掃きを簡単にできるでしょうか?

 

答えは庭を作るときから落ち葉掃きが楽な庭を設計することとです。


落ち葉掃きが楽な庭?と疑問に思うかもですが、主に以下の三点を抑えることで落ち葉掃除はぐっと楽になります

・枝の下は土のままにする
・土に落ちなかった落ち葉だけを木の根元に掃けるようにする
・落葉樹と常緑樹をうまく使いわける


順番に説明していきますね。

 

◆枝の下は土のままにする

 

まず、落ち葉掃きが必要な場所はどこでしょうか?
どこまできれいを保ちたいかにもよりますが、主にこの辺り…

 

・コンクリート土間をうったアプローチ、駐車場…
・敷地の外の道路や通路
・砂利や芝生、コケを敷いた場所

 

おおよそ気になるのはこの辺りだと思います。

特に敷地外の道路や通路、コンクリート土間をアプローチや駐車場などは落ち葉をそのままにしにくい場所です。

 

逆に、落ち葉が落ちても気にならない場所はどこでしょう?


それはずばり、土の上。
土の上に落ちた葉は、時間がたつと土に還り木々の養分になります。
他にも地面の排水性や保水性が良くなったり、冬の間に地面の温度が下がりすぎるのを防いだりと落ち葉にはいろいろな効果があります。
つまり土の上の落ち葉は掃かなくていいというより、むしろそのままにした方がいいんですね。 

とはいえ、植栽のあるところすべてを土にする必要はありません。

 

落ち葉が落ちるのを想像すると、あちこちに散らばっていくイメージがあるかと思いますが、風が強くなければ、落ち葉は上から下に落下するだけであまり散らばることはないんです。


そのため、木の枝の下を土にしておけば、落ちた葉を掃く必要はなく、そのまま土に還っていきます。
ポイントは木の幹の下だけではなく伸びている枝の下を土にしておくことです。
そうすることで落ち葉掃きの手間をぐんと減らすことができます。

 


◆土に落ちなかった落ち葉だけを木の根元に掃けるようにする

 

枝の下を土にすることで、枝の上から下にそのまま落ちた葉っぱは掃除する必要がなくなります。
しかし全ての葉が上から下に落ちるわけではなく、風が吹くなどすると落ち葉は違う場所に飛んでいきます。
そうした土の上に落ちなかった落ち葉は、落ち葉掃きをする必要がでてきます。

 

ここで落ち葉掃きをより楽にするポイントが、落ち葉を木の根元に掃くだけにする、ことです。

 

落ち葉掃きの面倒なところはいくつかあると思いますが、そのうちの一つが集めた落ち葉をちりとりで取ってゴミ袋に入れること、ではないでしょうか。
何度も屈んでチリトリに落ち葉を掃き集め、ごみ袋を広げて落ち葉を入れ、チリトリやごみ袋に入らなかったものをもう一度集めて…


落ち葉を掃くだけならともかく、チリトリに落ち葉を掃きいれてゴミ袋に集める、というのは非常に面倒です。

この「チリトリに集めてゴミ袋に入れる」という手間を減らすことができると、落ち葉掃きは「ほうきで落ち葉を掃くだけ」になり圧倒的に楽に済ませることができます。

 

そのために、地面とコンクリートがつながっているような設計にすると、チリトリを使わずに落ち葉掃きができます。
写真を見てみると分かりやすいと思います。

 

こんな風に地面とコンクリートの間に石やブロックを積まなければ、落ち葉を掃くだけで落ち葉掃きを終わらせることができます。

 

 

 

土とコンクリートに境界を作らいないと土が流れていってしまうのでは?と不安になる方もいらっしゃいますが、境界あたりに砂利を敷いたり、マルチや下草で土の流れを抑える方法があるのでそこまで心配しなくても大丈夫ですよ。

 


◆落葉樹と常緑樹をうまく使いわける


最後に庭の植える場所によって落葉樹と常緑樹を使い分けるのがコツになります。

どの木を選んでも結局落ち葉掃きが必要なら何を植えても一緒、と思うかもしれませが落葉樹と常緑樹では葉っぱの落ち方が違います。


落葉樹の葉っぱは軽くてあちこちに広がりやすいのに対し、常緑樹の落ち葉は重たくて広がりにくいです。


もみじや桜などの落葉樹の葉っぱと、ツバキやキンモクセイの葉っぱを思い浮かべると、葉っぱの重さの違いがわかるかと思います。

 

 

例えば敷地の境界やコンクリートと庭の境界には常緑樹を植えると、落ち葉が広がりにくいためより落ち葉掃きが楽になります。

逆に敷地の奥などで地面を残した場所は落ち葉が広がっても気にならないので落葉樹を植えやすいということになります。

 

これを聞くと「すべて常緑樹にしたら落ち葉が広がらなくて楽なのでは?」と思う方もいらっしゃいますよね。


確かにすべてを常緑樹にした方が落ち葉掃きは楽になるかもしれませんが、そうすると高木を植えにくかったり紅葉を楽しめなかったりと庭の楽しみが半減してしまいます。
常緑樹の高木もありますが、落葉樹に比べて値段が高いことが多くて植えにくいのが現実です。
また常緑樹のみどりの葉っぱも美しくはありますが、やはり紅葉の美しさというのは捨てがたいものがあります。

 

そのため落葉樹と常緑樹は場所によって使い分けるというのが落ち葉掃きを楽にするコツになるかと思います。

もちろん落葉樹と常緑樹の使い分けは落ち葉掃きを楽にするという見方だけでなく、視線を遮ったり冬の間の庭を楽しんだりするためにも使い分けが必要です。この辺りはまた今度お話できたらなと思います。


長々と書いてきましたが、まとめると

 

常緑樹でも落葉樹でも落ち葉掃きは必要なので、
・・枝の下は土のままにする
・土に落ちなかった落ち葉だけを木の根元に掃けるようにする
・落葉樹と常緑樹をうまく使いわける
といった落ち葉掃きを楽にするお庭の設計が大切


ということになります


お庭を作るというのは、木々や草花などの生き物を植えるということです。生き物である以上、水やりや落ち葉掃きといったお庭のお世話はなくすことはできません


しかし小さな工夫次第でお庭の手入れの面倒な部分を楽にすることはできます。
そうして面倒を減らしていくことで、お庭のお手入れは面倒という考えから、お庭のお手入れが楽しいという風に変えていくこともできます。
実際、落ち葉掃除や水やりといった面倒にみえるお手入れも、やってみると楽しいという方が多くいらっしゃいます。
面倒を楽しいに変えるために、「どうやったらお庭のお手入れを楽しめるか」という考えでお庭のプランニングをしてみてください。

 

 

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