Aonosumika合同会社

お庭に遊びに来る野鳥6選 

お問い合わせはこちら

お庭に遊びに来る野鳥6選 

お庭に遊びに来る野鳥6選 

2025/03/11

お庭の楽しみというと四季で咲く花や庭をのんびり眺める時間を思い浮かべますよね。

でも弊社のお客様の中には、庭の植物よりも庭に来る生き物、おもに野鳥を楽しみにしているお客様も多いです。

メンテナンスに行ってお話を伺うと、お庭に来た野鳥の話を楽しそうにされていて植物の話はほとんどしなかったということも笑

 

お庭に来る野鳥は街中でも見ることができますが、やはり「自分の家の庭に来た」というのは特別感があります。

毎日見るスズメでさえ、家の庭にいるとつい眺めてしまうほどです。

 

そんなお庭に来る野鳥ですが、名前や生態を知っているとより一層楽しむことができます。そこで今回は弊社のお庭によく来る野鳥の名前と特徴などを紹介します。

 

 

スズメ

 

誰もが知っている鳥ですが、自分の家の庭にいると特別可愛く見えます。

スズメというと電線や枝に集団でいるイメージがありますが、実は季節によって群れている季節とそうでない季節があります。

春先の子育ての時期は夫婦と子供でいることが多く、群れでいることは少ないのです。先に集団でいるように見えるスズメは、餌場に集まってたまたま一緒にいるというケースが多いのだそう。

その後巣立った子供たちが初夏に群れをつくり、夏の終わり頃から冬にかけては親も子も十数羽〜数百羽で群れて過ごしています。

いつも同じ様にみえるスズメも、季節によって生き方が違っているんですね。

ちなみに冬のスズメはふくふくと膨らんでいますが、これを「福良雀」「福来雀」(ふくらすずめ)と呼び、縁起物として親しまれています。

 

 

メジロ

 

とても綺麗な黄緑色の鳥で、目の周りが白いことからメジロと名付けられています。スズメよりもやや小さくて、つがいで行動しています。

メジロは一年中日本にいますが、夏の暑い時期は山など涼しいところにいることが多く、私たちが目にするのは秋から春にかけてが多いです。

特にお庭ではツバキの花の蜜を吸う姿をよく見かけます。ツバキには花の蜜が多いため、メジロの好物なんだそう。

そしてツバキにとってもメジロはありがたい鳥。ツバキは虫ではなく鳥が蜜を吸うことで受粉する花のため、受粉にはメジロが欠かせません。

赤いツバキの花に黄緑色のメジロが止まる姿は、とても可愛く見ていてほっこりします。

 

 

 

ジョウビタキ

 

庭に来ていると「お、オレンジ色の珍しい鳥がいる!」とちょっとテンションの上がる野鳥です。

身近な小鳥のなかではもっとも美しいとも言われていますが、実際にジョウビタキを見ると納得のいく美しさです。

 

お腹がオレンジ色なのはオスだけで、メスは全体が灰色がかった茶色をしています。オスもメスもつばさに白い模様があるのが特徴です。

雪の降らない地域に冬の間だけやってきて、群れをつくることはなく単独で行動しています。

お庭では枝と枝と行き来したり、時々地面に降りて虫を探したりしている姿を見かけます。

「ヒッ、ヒッ」と特徴的な高い声で鳴いていて、それが火打石を叩く音に似ていたことから「火焚き(ヒタキ)」と名前が付けられています。

 

 

シジュウカラ

 

シジュウカラもお庭に来ていると「珍しい模様の鳥がいる!」と嬉しくなる野鳥です。

白いほっぺと白地に黒いネクタイ模様のあるお腹が大きな特徴。オスメスどちらも同じ模様ですが、メスのほうがネクタイ模様がやや細いのだそう。

日本では一年中どこでも見ることができますが、スズメよりも素早く動くため「あれ?見かけない鳥がいるかな?」と思った時にはもう飛び去っていることも多いです。

とてもよく響き渡る鳴き声をしているので、姿は見えないけれど鳴き声だけ聞こえるなんてこともあります。

「ツーピツーピ」「ヂヂヂヂヂ」などあまり聞かない鳴き声がしたら、シジュウカラがお庭にいるかもしれません。

 

 

 

 

ツグミ

 

冬に日本に渡来する鳥で、体調24cmほどの野鳥です。ヒヨドリやムクドリと同じくらいの大きさで、羽根が茶褐色、白黒模様のお腹が特徴です。

見た目の特徴もありますが、ツグミは何よりその動きが特徴的。

地面を早足でトトトッと歩いてはピタッと止まり、また歩いては止まり、合間に餌をつつきます。その動きは「だるまさんがころんだ」のようだと言われ、ツグミを見分ける特徴のひとつでもあります。

ちなみに名前の由来は、冬の間に渡来するため日本では鳴き声を聞くことがないことから「口をつぐむ鳥」「つぐみ」と名付けられたとされています。

お庭で見かけることは少ないかもしれませんが、時々落ち葉やコケをひっくり返している姿が見られます。

 

 

 

ヒヨドリ

 

「ヒーヨ、ヒーヨ」と甲高い声で鳴き、街中でもよく見かける鳥です。

体全体が灰色で、ほっぺが茶色。頭のあたりがボサボサに見える「冠羽(かんう)」なのが見分けるポイントです。

昔は冬に来る渡り鳥でしたが、現在では一年中どこでも見ることができます。

お庭だとツバキの花の蜜を吸いに来たり、枝に止まって虫を取ったりしている姿を見かけます。

一方で農作物に大きな被害を及ぼす鳥でもあり、お庭のブルーベリーなどを食べられてしまうことも……。

農作物への被害は対策が必要ですが、お庭の果樹などであれば大事にはせず共生の気持ちで接してあげるのが良いかと思います。

 

 

ざっくりでしたが、お庭に来る野鳥を紹介してみました。

街中にもよくいる鳥のため、お庭だけに来る鳥というわけではありませんが、「自分の庭に野鳥が来る」というのは特別で、とても嬉しくなります。

弊社のような雑木のお庭ですと、巣箱や餌台などを置かなくても自然と遊びに来てくれることが多いようです。

ぜひ耳を澄ませながらお庭を眺めて、「家の庭に野鳥が来た」という体験を味わってみてくださいね。

 

 

 

 

Aonosumikaでは大阪を拠点として、関西を中心に植栽・造園・エクステリア工事を行っています。

住宅や店舗、宿泊施設などに対応しています。

居心地の良い住まいの空間を作るための庭づくりを目指しています。

少しでもお悩みや、疑問点ありましたらお気軽にご相談ください。

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。