Q&A　この枝は枯れてる？枯れてない？　枯れた枝の見分け方

2025/02/20

冬になって葉が落ちると、樹木が生きているのかわからないというご質問を多くいただきます。

そこで今日は、枯れている枝と元気な枝の見分け方をお伝えします。

見分けるポイントは３つ

・新芽がついているか

・枝の木肌がカサカサしていないか

・折った断面にみずみずしさがあるか

この３点を見ると、枝が枯れているかどうかがわかります。

写真とともに順番に解説していきますね。

枝が枯れているかを簡単に判断できるのが「新芽がついているか」どうかです

写真を見るとわかるように、元気な枝は枝の先端や途中にぷっくりと小さな新芽がついています。

樹種によっては新芽や枝先が赤っぽくなっているものも。

反対に、枯れている枝は新芽がついていなかったり、ついていても萎れていてカサカサしています。

樹種によっては新芽が小さかったりわかりにくかったりしますが、枝の先端や途中にぷっくりしたものがついていれば新芽がついている＝元気な枝と考えていいでしょう。

こちらは枯れている枝の写真です。新芽がないだけでなく、枝の肌がカサカサしているのがわかるでしょうか。

見るだけだと分かりにくいかもしれませんが、触ってみたりしならせてみたりすると違いが判ると思います。

特にしならせてみると、元気な枝はしなるのに対して、枯れている枝はしならずにポキッと折れたり折れそうになったりする感触があります。

見た目では枯れているかどうかどうしても判断できない時は、少しだけ枝を折って断面を見てみましょう。

写真でわかるように元気な枝は断面が白っぽくみずみずしさがあります。きちんと水を吸い上げている証拠です。

反対に枯れている枝は茶色っぽく、カサカサしています。枯れている枝は地面に落ちている枝と同じ感じになっているるんですね。

このように「新芽がついているか」「枝の木肌がカサカサしていないか」「枝の断面がみずみずしいか」を見ると枯れているかどうかの判断ができます。

ただし、枝が一本枯れているからといってその木全部が枯れているわけではないのでご注意ください。

この写真には元気な枝と枯れている枝が映っていますが、実はどちらも同じ木です。

一本の枝が枯れているからといって「この木はもうダメだ…」とショックを受けず、木全体を見てみてみましょう。

中にはほとんどの枝が枯れていしまっていても、数本生きている枝があって命をつないでいる木もあります。

ではもしそういった「まだ生きているけれど弱っている木」をみつけたらどうしたらよいでしょうか

もしほとんどの枝が枯れているような弱っている木を見つけたら、適切な量の肥料を与えましょう

冬の間に肥料を与えておくことで、元気を取り戻す手助けができます。

とはいえ「弱っているからとにかくたくさん肥料をあげよう！」と大量に肥料をあげるのはNG。

肥料を与えすぎるとかえって弱ってしまったり、異常に成長してしまったりすることがあります。

また肥料にもいろいろな種類があり、どの肥料がいいのかというのも、樹種や木の状態によって変わってきます。

そのため、「この肥料をあげておけば大丈夫！」と紹介することは残念ながらできません。

もし「木が弱っているかも…」と思ったら早めに専門家に相談するのが一番です。

弊社ではお庭を施工後もLINEやメールでご相談いただけるようアフターサポートを整えておりますので、「木が弱ってる」というご相談はもちろん、「枯れているかどうかわからない」というご相談も受け付けております。

また施工後１年以内であれば枯れ保証として無料で枯れた木と同程度の木に植え替えを行っております。

冬のお庭は葉っぱも落ちているため、「これ枯れてる？生きてる？」と悩むことも多いと思います。

大切なお庭の樹木だからこそ、枯れているかどうかの見分け方を知って、もし弱っていれば早めの対処をしたいですね。

Aonosumikaでは大阪を拠点として、関西を中心に植栽・造園・エクステリア工事を行っています。

住宅や店舗、宿泊施設などに対応しています。

居心地の良い住まいの空間を作るための庭づくりを目指しています。

少しでもお悩みや、疑問点ありましたらお気軽にご相談ください。

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