木が萎れている!そんなときのたっぷり水やり方法
2024/09/04
9月に入り朝方や夕方には少しずつ秋の気配を感じられるようになってきましたね。とはいえ日中はまだ暑い日が続き、人も植物も油断できない日々です。
夏から秋にかけて多いお問い合わせが「木が萎れてしまっている」「枝の先端が枯れてきた」といったご相談です。
特に施工して1年目2年目など、植栽して日が浅いうちは植物が弱りやすくすぐに水切れを起こしてしまいます。
葉が萎れていたり枝先が枯れてきたりしているのを見つけたときは、まずはたっぷり水やりをすることが大切です。
水やりをするだけでも萎れていた葉がもとに戻りやすいですし、枝先が枯れていてもまだ樹木自体は生きていて水やりをするだけでも生き延びることが多いです。
夏の間、特に施工してから3年目くらいまでは、毎日しっかり水やりをしたうえで、弱っている樹木には特にしっかり水やりをしてあげましょう。
とはいえ、猛暑のなか立ちっぱなしで水やりをするのも大変です。
自動散水やスプリンクラーを設置する方法もありますが、まずは手持ちのホースを使った簡単な水やり方法で水を上げてみましょう。例えばこんな風に…
手持ちのホースを地面に置き、弱っている木に水がかかるように角度を調整して、あとはそのまま水を出しっぱなしにしておきます。
これで数分放っておけば、地面だけでなく葉っぱにもしっかり水を上げることができます。
弱っている木がいくつかある場合には、ホースを置く場所を変えながら水やりをする必要がありますが、炎天下のなかずっと立っているよりは楽に水やりができます。
応急処置的な方法なので、時間がなくて毎日の水やりができないという際には自動散水やスプリンクラーの設置をおすすめしていますが、夏の水やりの負担を軽減すのにはいい方法です。
水やりが大切とわかっていても、暑い中ずっと水やりのために外に出るのは大変です。
こういった簡単に水やりができる方法を知っておくだけでも、日々の水やりが楽になると思います。手を抜けるところは手を抜いて、楽に気軽にお庭を楽しんでいただければ嬉しいです。
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