お庭を作りたいと思ったら イメージ探しのコツ
2024/08/09
新築やリフォームでお庭を作ろうと思った時に、まずなにからやり始めていいのかわからないという方も多いです。工務店に依頼するのか、造園会社や外構会社を探すのか、いっそ自分たちでガーデニングで庭を作ろうか・・・、などなど考えることはたくさんあります。
造園会社や外構会社を探してどんなお庭がいいかを一緒に考えるのもいいのですが、お庭にもお家と同じように様々なスタイルがあり、業者によって得意不得意があります。そのため闇雲に探すよりは「こんなお庭を作りたい」「こんな外構とお庭を合わせたい」というイメージがある方がスムーズに造園会社や外構会社を選ぶことができると思います。ではどうやってイメージを探していくのがよいでしょうか。
造園や外構のイメージ集めにおすすめなのが「pinterest」や「houzz」などのサイトです。どちらも無料で利用でき、造園や外構だけでなく建築のイメージ集めにも利用できます。こういったサイトで造園や外構というワードで検索をして、まずは自分が好きだなと思うお庭や外構の写真をどんどん集めていってみましょう。
こうして好きだなと思う外構や造園のイメージが集めていくと、なんとなく自分の好みの造園や外構がわかってくると思います。しかしそこからすぐに「うちはこういうお庭や外構にしたい！」と決めてしまうのは危険です。なぜなら好きだと思う庭や外構とお家の外観に合う庭や外構は別の可能性があるからです。
例えば写真を見ていてイングリッシュガーデンのような庭や外構が素敵だなと思ったとします。しかし家の外観がスタイリッシュなデザインだった場合、イングリッシュガーデンをそのまま作ってしまう、庭だけでなくお家全体がちぐはぐなイメージになってしまいます。
これは極端な例ではありますが、フェンスやポストなど、その物を見て「いいな」と思っても、それがお家のデザインと合うとは限りません。特にフェンスは家の外観の印象を大きく左右するので、フェンス単体をみて選ぶのではなくてお家の外観に合わせた時にどう見えるかを考えることが大切です。ここでイメージに合わないものを選んでしまうと、フェンスやお庭だけでなくお家全体の印象がおかしくなってしまいます。
そうならないためにも、好きだなと思った外構や造園のイメージの中から、自分の家の外観と似たものや、自分の家の外観に似合いそうなものを絞り込んでいくことが大切です。もしまだ建築も考えている途中という場合には、家の外壁や外観だけでなく造園や外構も合わせてどんなイメージにしていきたいかを考えると良いでしょう。大切なのは家と造園や外構をバラバラに考えるのではなく、全部まとめてどんなイメージの家にしたいかを考えることです。
もし「自分の好きな雰囲気はわかったけれど家に合うのかわからない」という場合には、好きなイメージの造園や外構の写真を造園会社や外構会社に見てもらって相談するのもいいでしょう。「この造園、外構を作ってほしい」と依頼するよりは、「こういった造園、外構は自分の家に合うか」と相談することでより自分の家の外観とマッチした造園や外構が作れると思います。
造園や外構のイメージ探しというと、つい造園や外構だけを見てしまいがちです。その結果、お家はスタイリッシュなデザインなのに造園や外構は可愛らしいデザインになって外観全体がおかしくなってしまうということが起こってしまいます。
造園や外構というのはお家の外観の一つですので、お家の外観と一緒にデザインやスタイルを考えていくことが大切です。自分の家を外から見た時にも「かっこいい」「いいお家ができた」と思えるように、ぜひお家と合った外構や造園にこだわってみてくださいね。
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