玄関前のお庭をより良いお庭にするためには
2024/07/17
お庭は作りたいけれど小さなスペースしかない、外構に少しだけれどスペースが余るから庭を作りたい。こういった場合にどのようなお庭をプランするとより楽しめるお庭が作れるでしょうか。
やり方は色々ありますが、その一つに玄関の片側だけでなく両サイドに植栽する方法があります。
玄関前はあまりスペースが取れず、シンボルツリーを一本植えるだけ、あるいは一箇所だけの植栽になってしまいがちです。けれどもしスペースを確保できるのであれば、上の写真のように玄関の両サイドに植栽するのもおすすめです。こうすることで将来木が育った時に、緑のトンネルをくぐるように毎日玄関を出入りすることができます。
写真のお家の場合、玄関の両サイドに植栽するために写真右側のコンクリート土間をあえて切り欠いています。駐車場用の土間ですが車はここまで入ってこないので、土間を切り欠くことで植栽スペースが出来上がりました。わずかなスペース、小さな工夫ではありますが、これによって玄関の両サイドに植栽ができるようになり、より緑豊かな庭を作っています。
外構(駐車場や土間)と庭を切り離して考えるのではなく、同時にプランすることでよりよいお家とお庭作りができるようになります。外構と造園だけでなく、そこに建築も加えて全て同時にプランしていけばより一層お家とお庭を楽しめる設計ができあがりあます。お家の設計が決まってから外構、外構が決まってからお庭とするのではなく、可能な限り一緒に設計をしていくことがより豊かな暮らしへとつながっていきます。
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